みちと言えば「道」「路」「途」と広辞苑にあります。中でも「道路」という「みち」は人や車の往来、物の輸送、そして文化・芸術・学問の交流には必要不可欠のものです。例えば京都府は、日本海沿岸部から奈良県との県境に至るまで北から南まで、どんな交道手段を用いても五時間前後はかかります。東京まで新幹線で2時間強で移動できる今日、このアクセスの悪さはどうしたものでしょう、と多くの方からのお叱りを頂きます。
最近、京都縦貫道が整備されつつありますが予算の関 係で遅れがちであることも事実です。ここで「道路」についての予算の区分を大雑把に言いますと「国道」はすべて国土交通省、「府道」は京都府「市道」は京都市はじめ各市町村の管轄とされております。
しかし、こんな区分は住民の方には何の関係もありません。どんな乗り物、あるいは徒歩であっても快適で安全に、時には早く使用できることが重要なことなのです。 先日、万年渋滞で悪評の高い国道九号の改良現場を視察しました。正式な名称は「国道九号京都西立体千代原トンネル本体工事」という長いものですが、距離は千代原口を中心とし御陵から千代原口バス停付近までの約1.0kmの間です。平日で最大1.5Km、休日で2.0Kmの千代原口の渋滞を緩和するため通過車両をトンネルで処理しようとする計画です。
工事はすでに平成18年3月15日から始まっており、完成予定は平成21年2月末日と公表されています。
去る6月23日、現場事務所でヘルメットと安全靴を借用して、狭い開口部から地下10メートル以上下りました。添付の写真を見て頂いてもおわかりのように工事現場の最新機材が所せましとならべられ夏は蒸し暑く、冬は極寒(想像ですが…)という環境での作業は大変厳しいものだと思いました。多数の血税と多くの人々によって、慎重にかつ、ダイナミックに堀削が少しづつであっても確倍に進捗しています。太い水道管やNTT配管、大阪ガスや関西電力の配管も多く理設されているため、安全性にも極めて大きい配慮がなされていました。
早期完成により渋滞総和を望む一人でありますが、この事業にご協力・ご理解を頂いております地元住民のみなさまをはじめ工事関係各位の安心・安全を心から祈って止みません。
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